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昼寝亭日乗 本か猫か食い物
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岡崎あたり
京都、岡崎の細見美術館に「酒井抱一と江戸琳派の全貌展」を見に行ってきました。
会期中最後の土曜の小さな美術館は、入場制限が行われていました。

俵屋宗達の「風神雷神図屏風」の裏に描かれたという「夏秋草図屏風」。銀箔に描かれた野草はデザイン的で、とてもカッコいい。植物を描いた画巻も、心惹かれました。

その後、近くの無鄰菴へ行きました。山形有朋の別荘です。日本家屋の母屋に茶室、外観まるで蔵のような洋館と広いお庭です。こちら母屋。

お庭は7代目小川治兵衛の作庭です。

私、階段好きなので。洋館の階段です。蔵の中にむりやり階段を作った感じで、窓が半分ふさがっています。

道の向かいは瓢亭でした。わかりにくいですが、電灯の笠にもヒョウタンの意匠がありました。

電灯の笠アップ。
# by hiruneyohukashi | 2012-05-17 23:57 | 出かける | Comments(4)
前田建設第2弾 今度は999
続けて前田建設ファンタジー営業部、書籍化第2弾『前田建設ファンタジー営業部2 「銀河鉄道999」高架橋編』

今度は「銀河鉄道999」に出てくる、地球にあるメガロポリス中央ステーションの銀河超特急発着用高架橋を作ります。橋桁だけで線路を支えてて、途中でレールが切れていて、999はそのまま空へ走っていくというやつです。しかし、最初の「マジンガーZ」といい、この「銀河鉄道999」といい、古いなあ。

今回も、実際に作る上での問題が色々出てきます。橋脚の強度、列車が走る際の振動の対策、レールの材質、徐々に高くなる橋脚をどう作るか、どうすれば経費を抑えられるのか…。
面白い面白い。前作のマジンガーZに比べて、こちらは意外に早くお安くできるようです。

最近出た第3弾は、やっぱり「ガンダム」でした『「機動戦士ガンダム」の巨大基地をつくる!』
そのつぎは「エヴァンゲリオン」ですかね?
と思っていたら、「宇宙戦艦ヤマト」でした。ヤマト建造の準備工事と発進準備工事だそうです。
詳しくはWEBで。

なお、前田建設のHPでは、書籍化以外のプロジェクトも載っています。
そうそう、表紙のファンタジー営業部のお人形のコスプレが大変かわいいことも言っておかなくては。

前田建設ファンタジー営業部2 「銀河鉄道999」高架橋編 (幻冬舎文庫)

前田建設工業株式会社 / 幻冬舎



「機動戦士ガンダム」の巨大基地をつくる!

前田建設工業株式会社 / 幻冬舎

# by hiruneyohukashi | 2012-05-12 00:30 | | Comments(0)
マジンガーZ格納庫の設計及び見積もり   
大手ゼネコン前田建設が、建設会社の仕事を知ってもらおうと自社のHPで始めた「ファンタジー営業部」。
現在単行本3冊、文庫本2冊が出ています。シリーズ1冊目の『前田建設ファンタジー営業部1 「マジンガーZ」地下格納庫編』

マジンガーZは、テーマソングと絵でしか知らず、アニメを見たことがなかったので、汚水処理場のプールが割れ、その下からマジンガーZがせり上がってくるとは知りませんでした。
水浸しで飛ぶわけですね。場所が人家のない富士の青木ヶ原だからいいようなものの、洗濯物もおちおち干せない、迷惑な出動の仕方なわけです。

ま、その話は置いといて、その施設を作ろうというのです。

どれくらいの大きさの穴が要るのか、どうやってその穴を掘るのか、どんな壁にするのか、開閉するプールの水もれをぴったり止める工夫、マジンガーZをせり上げる仕組み、そのスピード…。忠実な再現を目指します。

次々に専門家に意見を聞き、具体的になっていきます。なるほど~。意外に現在の技術で出来るんですねえ。穴を掘った後の土の処分に結構お金がかって驚きました。

気になる工期とお値段は、本を読んでくださいね。

私のように全く基礎知識がない人間でも楽しく読めた。機械系が好きな人なら、もっと楽しめるでしょう。
だいぶん前に出た『ジャンボ・ジェット機の飛ばし方』を思い出しました。

余談だが、ISBNコードはご存知でしょうか?本の裏表紙についている、現在ならISBN978-4-で始まる13桁の数字です。978は書籍出版業、4は日本で、その後に続くひとかたまりの数字が出版社コード、その後がその本固有の番号になります。ちなみに岩波書店は00、講談社は06、新潮社は10と老舗出版社は小さい数字です。

この本の出版社は幻冬舎。角川書店を辞めた見城徹さんが93年に作った。その幻冬舎のコードが344。
創業120年を超える河出書房新社が309、同じくとても古い平凡社が582。78年創業の飛鳥新社が86410。なんで幻冬舎がこんなに早い番号なんだろう。

前田建設ファンタジー営業部1 「マジンガーZ」地下格納庫編 (幻冬舎文庫)

前田建設工業株式会社 / 幻冬舎

# by hiruneyohukashi | 2012-05-05 01:18 | | Comments(0)
皮むき器
皮むき器(ピーラー)はお使いでしょうか?
私は縦に刃が付いたピーラーが大好きで、これがないと本当に困ります。
じゃがいもや大根の皮ははもちろん、果物も、サトイモもこれでがんがん剥きます。
面取りもこれを使えば、すいすい。早い早い。
絶対ナイフみたいに握って使える縦刃のピーラーが使いやすいと思うのですが、あまり売っていません。

35年使っていたピーラーを買い換えました。
使用前

使用後

新旧並んで。持ち手は使って1年目に取れました。
# by hiruneyohukashi | 2012-04-28 00:55 | モノ | Comments(3)
マンガ飯
マンガの中に出てきた料理を再現した『マンガ食堂』

でてくる料理は49品。ご存知『ドラえもん』から『じゃりン子チエ』 さらには 『聖☆おにいさん』『孤独のグルメ』『デトロイト・メタル・シティ』と広範囲。

それぞれ4ページ構成で、前半2ページがそのコミックと料理ににまつわるエッセイで、後半2ページがレシピ。オールカラーです。グルメ漫画以外で、漫画に出てくる料理って、思い浮かぶものがなかったんだが、ありますねえ。

ははは、よくできてますよ。引用されているマンガのコマと、出来上がりの写真はそっくり。
そしてどれもおいしいらしい。例外は『感染るんです。』の「子ランチ」。ま、これは元々がまずいという設定なので、正しい再現といえる。

カレーだけで7品あり、やはりカレーは人気ね。
一番目を惹いたのが『ドカコック』の「横浜ド開港ロードカレー」。ドカコックとは、全国をさすらい、工事現場で
過酷な工事に携わる男たちにヤロウ飯をふるまい、現場に成功をもたらす男だ!
料理はすべて土木用語で作られる。(ソース投入は表層基層黒舗装とか)
で、「ロード」なので、細長く切ったスライスチーズで横断歩道を表現して出来上がり。なんだが、大の男がチーズの横断歩道って、うれしいか?園児のお弁当じゃないぞ。

マンガ食堂

梅本 ゆうこ / リトル・モア

# by hiruneyohukashi | 2012-04-21 00:53 | | Comments(0)
カッコいい野菜
フランスで買ったロマネスコの種を、秋にプランターに蒔きました。カリフラワーの一種です。
もう葉っぱばっかり茂って、収穫はあきらめていたら、ひとつ生っていました。

以前からこの形にうっとり。憧れの野菜で、幾何学的に美しい。フラクタルなどという言葉が思い出されます。
写真は大アップ。実物は10円玉サイズです。

その後、頃合いを見て収穫!ブロッコリーと一緒にオイル蒸しにして食しました。
う~む、ブロッコリーと変わらない味でした。
# by hiruneyohukashi | 2012-04-14 00:29 | 植物 | Comments(2)
石川直樹君からのハガキ
北は北極圏から南はニュージーランド、はたまた南米最高峰のアコンカグアにエベレスト、イースター島に宮古島。旅する写真家、冒険家といわれるときもある石川直樹のフォトブック『世界を見に行く。』

石川直樹によって写された、世界中の山、空、水、木々、人。こんなとこにいるよ~、こんな人に会ったよ~、なんにもないよ~と、石川君からハガキが届く。
いやいや、ほんとにあっちこっち君は行ってるんだねえ。
写真の横には、石川君の話を構成した短い文章が付く。

何年も前、石川さんを応援している編集者の女性と、大阪でのトークイベントを聞きに行った。
その時、石川さんのことを何にも知らなかった私は、ほ~、日本にも頼もしい青年がいるんだなあと感心した。その後もずっと、旅は続いていたわけだ。自宅近くの町に行くのも、6000mの山に登るのも同じように。

気を付けて、次の良い旅を。

カバーを広げると、写真が取られた場所の地図になる。その裏は、本文には入らなかった話。
全てのページが切り取ってポストカードになる。切り取った後は、小さな本が残る。

世界を見に行く。

石川 直樹 / リトル・モア

# by hiruneyohukashi | 2012-04-07 00:53 | | Comments(0)
VIVA! 篤史!!
♪と~きどき とおくをみつめる~
「おはようございます! 渡辺篤史です!」
の「渡辺篤史の建もの探訪」放送20周年記念のMOOK『渡辺篤史の建もの探訪BOOK』

一般人が建てた自慢のこだわりの住宅に、素人ほめたら日本一(@ナンシー関)の渡辺さんが訪れる。建築家も認める、建築知識宝庫の渡辺さんだ、ポイント外さず鑑賞しまくる。元気でかわいい子どもたちや、ペットの犬や猫も、もれなくほめまくりですよ。

この本によれば、放送そのままに渡辺さんがピンポーンとチャイムを押して、お宅を訪問する時が初顔合わせ!ぶっつけ本番なのだ。家の中での渡辺さんのコメントも、すべてのお部屋を見終わって、「〇〇さんのお宅、いかがでしたか…」のまとめのコメントも、すべて台本なし。知らなかった!

この本には、番組ファンで他誌で「今月の渡辺篤史」というエッセイを勝手に連載していた万城目学さんのエッセイも載っている。そうそう、渡辺さんって船舶窓とイスが大好きなんだよねえ。

「渡辺篤史の建もの探訪」といえば、土曜の遅い朝に放送され、休みの朝のまったりタイムにぴったりなのだが、以前仕事でちょっと調べることがあり、関西では約2か月遅れで放送されていて、関東圏では日曜朝の6時からと非常に早い時間に放送されているのを知って驚いた。最近では、金曜の朝4時半って、なんつー時間に放送してるんだ!



渡辺篤史の建もの探訪BOOK (アサヒオリジナル)

渡辺 篤史 / 朝日新聞出版

# by hiruneyohukashi | 2012-03-31 00:08 | | Comments(0)
NEW箸置き
またまた買ってしまった食べ物モチーフグッズ。
ちょっと体に悪そうな赤いウインナ。かわいいな~。
フライパン付きです。
# by hiruneyohukashi | 2012-03-24 00:28 | モノ | Comments(2)
コルビュジエ
20世紀建築の三大巨匠の一人、ル・コルビュジエ(あと二人はフランク・ロイド・ライトとミース・ファン・デル・ローエ)。安藤忠雄さんによるコルビュジエ・ガイド『ル・コルビュジエの勇気ある住宅』

コルビュジエといえば、代表作サヴォア邸に見られるようなピロティ、水平連続する窓、屋上庭園、白い箱というのがまず思い浮かぶが、最初の作品ファレ邸は山荘風。これは意外。
日本にあるのは知っていたが、インドにも作品があるとは知りませんでした。

マルセイユの集合住宅ユニテ・ダビタシオンは、以前再現された部屋(実物大のサンプル?)に入ってみたが、照明も暗く、家具がなかったせいもあり、狭くて殺風景であまり魅力的に感じなかったが、実際に人が住んでいた部屋の写真を見るとおしゃれ。ソファはもちろんコルビュジエだ。

またユニテ・ダビタシオンは、その中に保育所やらマーケット、プールなどを備え、集合住宅が小さな町として完結していて、一つの部屋だけを見て感想を述べるのは間違いだった。

すっきりした箱から、異形のロンシャンの礼拝堂へ。建築家も芸術家同様作風が変わる。

コルビュジエも紹介しながら、彼から影響を受けた安藤さんの作品も紹介される。有名な「住吉の長屋」。カッコいいかもしれないが、部屋から部屋へ移動するのに、必ず中庭を通らねばならず、雨の日や寒い夜など大変面倒だ。安藤さんご自身は、ごく普通のマンションにお住まいだとテレビで知って、それはないよと思った。

ル・コルビュジエの勇気ある住宅 (とんぼの本)

安藤 忠雄 / 新潮社

# by hiruneyohukashi | 2012-03-17 01:23 | | Comments(2)
ここはどこ?
これはどこの景色なのか『道端に光線』
写真はすべてモノクロ。今の日本の景色とは思えない。人っ子一人写っていない。
明るい日差しの下、うらぶれた町。

いったいこの町に何があったのか。人はどこへ行ったのか。この町を捨て、人はどこへ行ったのか…。
死の気配がひたひたと押し寄せる。写真家は、この町でだれかと話を交わしたのだろうか。

写真の後は、武田花さんのちょっとそっけないエッセイが続く。花さんもいつも一人旅だ。あんまり楽しそうな旅ではないけれど。

武田花さんの本は、なかなか出ない。どこかでせっせとお仕事されているのかもしれないが、有名なご両親(武田泰淳・武田百合子)の印税で、あくせく仕事しないでもいいせいかなあと邪推してしまう。

道端に光線 (2011-09-25T00:00:00.000)

武田 花 / 中央公論新社

# by hiruneyohukashi | 2012-03-10 00:37 | | Comments(0)
印象派という時代
中野京子先生の本はいつも面白いなあ『印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ』

日本人が、いや世界中が大好きな印象派絵画。明るい色、あふれる光、かろやかな筆さばき。目に心地よく、お部屋に飾るのにぴったり。

しかし。印象派が生まれた当時、印象派の画家たちはそれまでの権威に対抗する、革命家だったのだ。
伝統を重んじるフランスアカデミーの権威ある大物たちは、ことごとく印象派を罵倒し、こんなものは絵ではないと断じた。

負けない画家たちは、アカデミーに対抗し自分たちの展覧会を開く。回を重ねるうち、ゾラの熱烈な支持や、アメリカでの評価、さらにはフランスの歴史の流れ(第2帝政の終わり)も加わって、ついに世紀末には勝利する。

この本を読んでいると、あっちもこっちも納得しまくり。なぜ日本人は特に印象派が好きなのか。ガッテン!なぜアメリカに印象派絵画が多いのか。ガッテンガッテン!
単にきれいな絵が好きなだけではなかったのだ。

印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

中野 京子 / NHK出版

# by hiruneyohukashi | 2012-03-03 00:29 | | Comments(0)
イタリア中世をめぐる
やっぱりヨーロッパは中世ですよ。
イタリア中世の教会を巡る旅の北部編『イタリア古寺巡礼―ミラノ→ヴェネツィア 』
北イタリアで訪ねるべき12の聖堂を紹介。

全てに平面図が付いているのが、素晴らしい!
本に紹介されている作品が聖堂のどこにあるのかちゃんと記されているのも親切。

壮麗で巨大なゴシック建築に移る前の、中世の教会はどれも愛らしい。
そこにある壁画も彫刻も、これまた愛らしいのだった。
こういう本を片手に旅したら、どんなに充実した旅になることか。

イタリア古寺巡礼―ミラノ→ヴェネツィア (とんぼの本)

金沢 百枝 / 新潮社

# by hiruneyohukashi | 2012-02-25 01:03 | | Comments(1)
神社の自販機
梅田、綱敷天神社御旅所の裏にあった自販機。
神社が経営してるのでしょう。
ボディが神社カラー。
屋根が唐破風ってます。すぐ横にもう一つ(2台)。






# by hiruneyohukashi | 2012-02-18 22:00 | モノ | Comments(2)
迷路宿へようこそ
タマキング最新刊『四次元温泉日記』

ええっ、この人温泉なんて興味なかったんじゃぁ…。「温泉なんてようするに風呂で、そんなもん家にもあるだろ」やっぱり。(この人は食べることにも興味がない)

しかし、古い温泉旅館にある、改築と増築を重ね、どんどん迷路のようになっている(ありますね)建物は好きなのだ。

表紙になっている、湾曲しながらいくつも連なって先が見えない、しかも傾いている(!)階段がステキ!
タマキングの手になる宿のイメージ図が付いているのも、平面図好きの私としては大変うれしい。
旅館の中で五差路(廊下だけど)があったりして、ワクワクするなあ。

男性三人での旅行が多いのだが、泊まる宿は同じでも、日中は各々別行動。誰かの行動に合わすということはなく、それぞれが旅を楽しんでいる。行きたいところが同じなら同行もするという、自由な旅で、これはなかなかいいですね。

そして、旅を重ねるうちに、湯船につかり「は~」なんて声も出て、タマキングちゃんと温泉も好きになっているのだった。

四次元温泉日記

宮田 珠己 / 筑摩書房

# by hiruneyohukashi | 2012-02-11 01:01 | | Comments(2)
絵の中の建物
岩波書店のHPで偶然見つけた本『 岩波美術館 テーマ館〈第10室〉建てものとまち』
岩波美術館全24冊の中の1冊。

今東京に来て話題の北宋時代の街を描いた「清明上河図」(素晴らしいっ!)、京の町を描いた「洛中洛外図」や、みんな大好きフェルメールの「デルフト眺望」など街を描いたもの。

聖書の物語のバックに描かれた建物。聖母子像のバックに描かれたゴシック建築。
時代が下ってキュビズムによる、円錐や球形に分解された工場や色のかたまりで表された町。
さらにはキリスト教の天国や仏教の極楽、皇帝の空想上の宮殿など実際にはないもの。

建物そのものがテーマなものもあれば、背景として描かれているものもある。そのどれもが、面白い。

意識してなかったが、絵の中に建物ってたくさん描かれている。「モナ・リザ」のバックにも、シャガールの空を飛ぶ恋人たちの下にも。これからは、もっと建物にも注意して絵を見よう。

図書館で借りてきたのは、30年近く前の本で表紙はココシュカの「ドレスデンの新市街」だったが、現在の新装版は、ブリューゲル父の「バベルの塔」になっている。

このシリーズは面白そう。色々借りてみよう。

新装版 岩波美術館 テーマ館〈第10室〉建てものとまち

岩波書店

# by hiruneyohukashi | 2012-02-04 01:05 | | Comments(0)
江戸絵画のかっこよさ
岩佐又兵衛、狩野山雪、曽我蕭白、伊藤若冲、長沢蘆雪、葛飾北斎、歌川国芳、白隠。
この8人の奇想の画家を紹介した『ギョッとする江戸の絵画』

最近は江戸時代の画家の展覧会も大人気。
この本を見ると、国芳も北斎も若冲もいいなあ。カッコいいですよ。

蕭白はくどい感じがして、あまり好みではなかったのだが、紹介されている「石橋(しゃっきょう)図」はいい!崖を登るたくさんの小獅子。遥か上の石橋を駆け抜ける獅子。獅子の子落としで、崖からピューっと落ちる小獅子(アーッというふきだしを付けたい)。映画のようにグイーンと画面に動きがあって、なんだか大友克洋みたいだ。

北斎と言えば例の富士山の絵がすぐ思い浮かぶが、これが江戸時代の絵なのか!?と驚くような、またまた大友克洋のような、「椿説弓張月」の挿絵の大爆発シーン。ほんとに今のコミックみたい。

ユーモラスな白隠の絵を見るたび、南伸坊さんが入っていると思う。そして「蛤蜊(こうり)観音像」の観音様は、萩尾望都と高峰三枝子に似ていると思う。

ギョッとする江戸の絵画

辻 惟雄 / 羽鳥書店

# by hiruneyohukashi | 2012-01-28 01:01 | | Comments(0)
京都地下鉄ゆるキャラ
京都地下鉄烏丸御池駅で、東西線に乗り換えようと歩いていると、ドアが開き、男性に付き添われながら、でかいもの登場。

京都地下鉄キャラクターの「都くん」だそうです。モグラをイメージとは気がつかなんだ。

トイレの表示がもろに入ってしまって、ごめん。
# by hiruneyohukashi | 2012-01-21 00:34 | モノ | Comments(1)
世界の本屋さん
評判のいい本『世界の夢の本屋さん』
イギリス、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、アメリカのステキな本屋さん33店舗を紹介する。

10坪足らずの小さな店から、450坪ほどのお店まで、商品の数も500タイトルから8万冊。
店舗も現代アートのギャラリーのようにモダンでおしゃれな店から、古めかしい重厚な内装、ゴージャスなシャンデリア、さらには歴史的建物の貴族の館や元教会と様々。

お店の形態も、新刊店、古書店、どちらも扱っている店。イベントスペース、レストランやカフェ併設とこちらも様々。ほとんどが独立系といわれるチェーン店でない書店だ。

出版社の経営で、その出版社の商品全店を扱っている店。公園の中にあり、植物関係の本のみ置いている店。アート系に特化した店。デザイン書や建築書を扱い店員が全て黒服の男性の店など、どの店も行ってみたくなる。

なかでもオランダ・マーストリヒトのセレクシス・ドミニカネンがいいなあ。13世紀に作られたドミニコ派の教会なのだ。雑誌で「世界で最も美しい書店10選」に選ばれたこともあるそうだ。

インタビューではどの店もアマゾンの存在は大きく、これから生き残っていく書店はジャンルを特化した品揃えの小さな店だろうとの意見が多い。本を売るだけでなく、作家と読者を結ぶイベントや、読書会、子どもの本の読み聞かせ、作家を目指す人へのアドバイスなどを積極的に行っている書店もある。

そして、どの人も本が好きで、書店で働くことが好きだ。

世界の夢の本屋さん

エクスナレッジ

# by hiruneyohukashi | 2012-01-14 00:25 | | Comments(0)
清末の新聞 ほんまかっ!
大好き中野美代子先生の本を探していてたどり着いた『世紀末中国のかわら版―絵入新聞『点石斎画報』の世界 』

清朝末期、1884~1896の間刊行された画報『点石斎画報』の抄訳である。
作っていたのは当時上海に住んでいたイギリス人商人メイジャー兄弟。
年表を見れば、そのころ日本は明治になり、内閣制度ができたり、大日本国憲法も発布された頃。

この画報に取り上げられた元ネタは、内外の新聞で取り上げられたもの。
戦争から海外の新発明、はたまた妖怪の話に、市井の小ネタ。清仏戦争の状況を伝えると思えば、蛇の祟りでお椀が飛んだとか、鉢合わせた妓女が取っ組み合いの大喧嘩とか、エックス線カメラを導入した病院とか、スコットランドでは死体から石鹸と肥料を作るとか(これは後ほど事実ではなかったと訂正)、まあてんこ盛りである。

楽しいのは文章に絵が添えられていることで、文字だけを読んで、当時の中国人絵師が想像で描いた。
中国のことはよいものの、ピラミッドが異様にとんがっていたり、たぶん動く歩道のことがとんでもなく大きい乗り物になっていたり、ワニ人間とか、人魚の逆バージョン(上半身が魚)とか、変な絵目白押し!

私が読んだのは89年に出た単行本だが、中公文庫になっている。

世紀末中国のかわら版―絵入新聞『点石斎画報』の世界 (中公文庫)

中央公論新社

# by hiruneyohukashi | 2012-01-07 00:58 | | Comments(0)

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