大手ゼネコン前田建設が、建設会社の仕事を知ってもらおうと自社のHPで始めた「ファンタジー営業部」。
現在単行本3冊、文庫本2冊が出ています。シリーズ1冊目の
『前田建設ファンタジー営業部1 「マジンガーZ」地下格納庫編』マジンガーZは、テーマソングと絵でしか知らず、アニメを見たことがなかったので、汚水処理場のプールが割れ、その下からマジンガーZがせり上がってくるとは知りませんでした。
水浸しで飛ぶわけですね。場所が人家のない富士の青木ヶ原だからいいようなものの、洗濯物もおちおち干せない、迷惑な出動の仕方なわけです。
ま、その話は置いといて、その施設を作ろうというのです。
どれくらいの大きさの穴が要るのか、どうやってその穴を掘るのか、どんな壁にするのか、開閉するプールの水もれをぴったり止める工夫、マジンガーZをせり上げる仕組み、そのスピード…。忠実な再現を目指します。
次々に専門家に意見を聞き、具体的になっていきます。なるほど~。意外に現在の技術で出来るんですねえ。穴を掘った後の土の処分に結構お金がかって驚きました。
気になる工期とお値段は、本を読んでくださいね。
私のように全く基礎知識がない人間でも楽しく読めた。機械系が好きな人なら、もっと楽しめるでしょう。
だいぶん前に出た
『ジャンボ・ジェット機の飛ばし方』を思い出しました。
余談だが、ISBNコードはご存知でしょうか?本の裏表紙についている、現在ならISBN978-4-で始まる13桁の数字です。978は書籍出版業、4は日本で、その後に続くひとかたまりの数字が出版社コード、その後がその本固有の番号になります。ちなみに岩波書店は00、講談社は06、新潮社は10と老舗出版社は小さい数字です。
この本の出版社は幻冬舎。角川書店を辞めた見城徹さんが93年に作った。その幻冬舎のコードが344。
創業120年を超える河出書房新社が309、同じくとても古い平凡社が582。78年創業の飛鳥新社が86410。なんで幻冬舎がこんなに早い番号なんだろう。