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江戸絵画のかっこよさ
岩佐又兵衛、狩野山雪、曽我蕭白、伊藤若冲、長沢蘆雪、葛飾北斎、歌川国芳、白隠。
この8人の奇想の画家を紹介した『ギョッとする江戸の絵画』

最近は江戸時代の画家の展覧会も大人気。
この本を見ると、国芳も北斎も若冲もいいなあ。カッコいいですよ。

蕭白はくどい感じがして、あまり好みではなかったのだが、紹介されている「石橋(しゃっきょう)図」はいい!崖を登るたくさんの小獅子。遥か上の石橋を駆け抜ける獅子。獅子の子落としで、崖からピューっと落ちる小獅子(アーッというふきだしを付けたい)。映画のようにグイーンと画面に動きがあって、なんだか大友克洋みたいだ。

北斎と言えば例の富士山の絵がすぐ思い浮かぶが、これが江戸時代の絵なのか!?と驚くような、またまた大友克洋のような、「椿説弓張月」の挿絵の大爆発シーン。ほんとに今のコミックみたい。

ユーモラスな白隠の絵を見るたび、南伸坊さんが入っていると思う。そして「蛤蜊(こうり)観音像」の観音様は、萩尾望都と高峰三枝子に似ていると思う。

ギョッとする江戸の絵画

辻 惟雄 / 羽鳥書店

# by hiruneyohukashi | 2012-01-28 01:01 | | Comments(0)
京都地下鉄ゆるキャラ
京都地下鉄烏丸御池駅で、東西線に乗り換えようと歩いていると、ドアが開き、男性に付き添われながら、でかいもの登場。

京都地下鉄キャラクターの「都くん」だそうです。モグラをイメージとは気がつかなんだ。

トイレの表示がもろに入ってしまって、ごめん。
# by hiruneyohukashi | 2012-01-21 00:34 | モノ | Comments(0)
世界の本屋さん
評判のいい本『世界の夢の本屋さん』
イギリス、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、アメリカのステキな本屋さん33店舗を紹介する。

10坪足らずの小さな店から、450坪ほどのお店まで、商品の数も500タイトルから8万冊。
店舗も現代アートのギャラリーのようにモダンでおしゃれな店から、古めかしい重厚な内装、ゴージャスなシャンデリア、さらには歴史的建物の貴族の館や元教会と様々。

お店の形態も、新刊店、古書店、どちらも扱っている店。イベントスペース、レストランやカフェ併設とこちらも様々。ほとんどが独立系といわれるチェーン店でない書店だ。

出版社の経営で、その出版社の商品全店を扱っている店。公園の中にあり、植物関係の本のみ置いている店。アート系に特化した店。デザイン書や建築書を扱い店員が全て黒服の男性の店など、どの店も行ってみたくなる。

なかでもオランダ・マーストリヒトのセレクシス・ドミニカネンがいいなあ。13世紀に作られたドミニコ派の教会なのだ。雑誌で「世界で最も美しい書店10選」に選ばれたこともあるそうだ。

インタビューではどの店もアマゾンの存在は大きく、これから生き残っていく書店はジャンルを特化した品揃えの小さな店だろうとの意見が多い。本を売るだけでなく、作家と読者を結ぶイベントや、読書会、子どもの本の読み聞かせ、作家を目指す人へのアドバイスなどを積極的に行っている書店もある。

そして、どの人も本が好きで、書店で働くことが好きだ。

世界の夢の本屋さん

エクスナレッジ

# by hiruneyohukashi | 2012-01-14 00:25 | | Comments(0)
清末の新聞 ほんまかっ!
大好き中野美代子先生の本を探していてたどり着いた『世紀末中国のかわら版―絵入新聞『点石斎画報』の世界 』

清朝末期、1884~1896の間刊行された画報『点石斎画報』の抄訳である。
作っていたのは当時上海に住んでいたイギリス人商人メイジャー兄弟。
年表を見れば、そのころ日本は明治になり、内閣制度ができたり、大日本国憲法も発布された頃。

この画報に取り上げられた元ネタは、内外の新聞で取り上げられたもの。
戦争から海外の新発明、はたまた妖怪の話に、市井の小ネタ。清仏戦争の状況を伝えると思えば、蛇の祟りでお椀が飛んだとか、鉢合わせた妓女が取っ組み合いの大喧嘩とか、エックス線カメラを導入した病院とか、スコットランドでは死体から石鹸と肥料を作るとか(これは後ほど事実ではなかったと訂正)、まあてんこ盛りである。

楽しいのは文章に絵が添えられていることで、文字だけを読んで、当時の中国人絵師が想像で描いた。
中国のことはよいものの、ピラミッドが異様にとんがっていたり、たぶん動く歩道のことがとんでもなく大きい乗り物になっていたり、ワニ人間とか、人魚の逆バージョン(上半身が魚)とか、変な絵目白押し!

私が読んだのは89年に出た単行本だが、中公文庫になっている。

世紀末中国のかわら版―絵入新聞『点石斎画報』の世界 (中公文庫)

中央公論新社

# by hiruneyohukashi | 2012-01-07 00:58 | | Comments(0)
あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます
# by hiruneyohukashi | 2012-01-01 00:15 | モノ | Comments(2)
Merry Xmas!

Merry Xmas!!
# by hiruneyohukashi | 2011-12-24 11:23 | モノ | Comments(0)
夢のフェルメール巡礼
いつのまにか、展覧会をすれば大人気。本も続々出る。世界中、フェルメールほど熱心なファンが多い画家はいない。

生物学者の福岡先生もその一人。ANAの機内誌連載が本になった『フェルメール 光の王国』

なんせANAですから、オランダ、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、オーストリアどんどん行きます。さらにそれぞれの美術館でキュレーターに話を聞くという羨ましさ。

フェルメールを見るのと並行して、その土地にゆかりのある人物も語られる。単身アメリカに渡った野口英世。たった20歳で決闘で命を落とした数学者ガロア。アイルランドの端に暮らしたライアル・ワトソン。土星の輪のすきま「カッシーニの間隙」にその名を残すカッシーニ……。余談だが、英語では「カッシーニ・ギャップ」というそうだ。「カッシーニの間隙」の方が、ずっとかっこいいと思う。

フェルメールとほぼ同じ時にデルフトに生まれ、教会の洗礼名簿も同じページに載っているという、「顕微鏡の父」レーウェンフックとの関係に福岡先生は思いを馳せる。レーウェンフックの初期のスケッチは、ある画家に依頼したものであり、それはフェルメールではないのかと。そうかもしれない。

ついあれこれと思いめぐらせたくなるなにかを、フェルメールの絵は持っているのだろう。

フェルメール 光の王国 (翼の王国books)

福岡伸一 / 木楽舎

# by hiruneyohukashi | 2011-12-17 00:28 | | Comments(0)
ちいさなしあわせ
会社近くのカフェ・ベローチェによく行きます。
頼むのはいつもホットのカフェラテ。
何人もいるスタッフの中、二人の女性が、きれなハートを作ってくれます。

「今日もみごとっ!」と声をかけ、「ありがとうございます」と笑顔で返事が返ってきます。
# by hiruneyohukashi | 2011-12-10 01:37 | モノ | Comments(0)
アウトドア派研究者
タイトルを見た途端、連想したのはわが師野田知佑さんである。で、やっぱり野田さん推薦のオビが付いていた『モリでひと突き』

著者は現在国立科学博物館の研究員。アカハタの遺伝子を解析して進化の歴史を追っている。
山形大学の「アクアライフ」というアウトドアサークルに入ったのがきっかけで、モリで魚を突いて捕る事を始める。

本の前半は、サークルの仲間たちとの佐渡・九州・神津島・三宅島魚突き旅行の話。潜って突いて、捕った獲物でご飯を作っての楽しい旅行。雑誌BEーPALみたい。

体一つで潜って、狙い定めた獲物にモリを打って仕留めることは、さぞ狩猟本能が刺激されて、血沸き肉躍ることだろう。「とったどー!」である。

あ、例の「とったどー」の番組は、著者が企画段階でプロデューサーに請われてアドバイスをしたり、友人に頼んで芸人に魚の突き方を教えたりしたそう。

後半は著者の研究のための豆南諸島調査の記録。豆南諸島とは、伊豆諸島と小笠原群島の間に位置する4つの無人島群で、ここはダイビングや釣りなどの遊漁船やヨット、近海漁業船の渡航が禁止されており、航行できるのは大型客船や許可を取った研究目的の船に限られている。

そんな特別な場所での魚を突いての調査の初日に、著者は片耳の鼓膜を破ってしまうのだ。激痛。なのに、もちろん普段と同じようにとはいかないが、潜ってしまうのである。ひえ~。

なんどか沖縄でシュノーケリングをしたが、水族館で見るのとは違い、海の中で出会う大きな魚は怖い。
同じ空間(水中間?)に、いるかと思うと落ち着かない。

この本に出てくる、魚が大きいのだ。67cmのカンパチ、86cmのカスミアジとか100kgクラスのイソマグロとか。サメもうようよいるし。ああ、怖い、怖い~!

ただただ楽しい本の前半より、研究目的の後半の話の方が、著者の筆も静かに熱く、面白いと感じた。


モリでひと突き

栗岩 薫 / 毎日新聞社

# by hiruneyohukashi | 2011-12-04 01:10 | | Comments(0)
キノコ 第2シリーズ
キノコストラップの新しいシリーズがあることを教えてもらう。なんとっ!
その直後にガチャガチャ発見。キノコが私を呼んでいる!
ガチャっとな。
えええーっ。

トリュフ……。

ベニテングタケの幼菌。

ウスキキヌガサタケ。

って、キヌガサタケの色違いバージョンやん。
ううむ、今日はここまで。
シイタケとエノキダケとシメジの、鍋物最適キノコが欲しい!
# by hiruneyohukashi | 2011-11-26 01:30 | モノ | Comments(0)
権力の形
空から見る驚異の歴史シリーズの1冊『世界の大宮殿』

2世紀ローマ帝国時代に皇帝ハドリアヌスが建てた別荘から、フランス王が建てたシャンボール城、ハンガリーの大富豪が建てたエステルハージ宮殿、映画にもなったルードヴィヒ2世が建てたノイシュヴァンシュタイン城、チャウシェスクが建てた宮殿、さらに日本の皇居などなど。世界30の宮殿が空撮写真とともに紹介される。

金と力がある人は、大きな建物を建てるものなのだなあ。部屋数1,778室なんてのを見ると、つい、こんな広いとこだれが掃除するんや…と暗い気持ちになる。

ヨーロッパは凝った大きな建物に広々とした庭園が美しいものが多く、見せつける建築だ。それに対して、原則非公開で隠すように(下々には見せたくないのだろう)、まるで緑の海の中にのまれそうな日本の皇居(全部平屋だ)は全く違う考えで作られているのを感じる。

世界の大宮殿 (空から見る驚異の歴史シリーズ)

アンリ スティルラン / 創元社

# by hiruneyohukashi | 2011-11-19 00:13 | | Comments(0)
カラスの巣
北は北海道から、南は九州まで、100のカラスの巣を写した『カラスのお宅拝見! 』

はたしてそこから見えるものは、なんだろう。
カラスの巣材によく使われているスギやヒノキの皮は、殺菌作用があり、腐肉をえさにすることが多いカラスの巣の殺菌剤として使われている。スギ・ヒノキがほとんどない北海道では、やはり殺菌効果を持つヤマブドウが使われているそうだ。カラス、賢い。
また、帰化植物のアレチウリも全国で使われていて、この植物が日本全国にはびこっているのがわかる。

犬や、ブタ、タヌキの毛、北海道ならエゾシカ、水際なら水鳥の羽。人毛もよく巣材に使われている。大量に白髪を使った巣があり、宮崎さんによるコメントが、「これだけ大量に集めるのは、どう考えても不自然。近くに老人の変死体でもあったのかもしれない」と怖い。

人間が出すビニールひもや針金、ハンガーや、廃車のシートのクッション材や、住宅の断熱材などもよく使われている。人間のそばで暮らすカラスは、人間生活に依存している。

テレビで東京のカラスが映ると、いつもハシブトガラスで、東京のカラスってハシブトガラスなのかと思っていた。この本でも、東京都内のカラスはすべてハシブト。(以前は関西ではハシボソガラスばかりで、めったに見かけなったハシブトだが、最近では見かけるようになった)

冬枯れの高い木の上に何度も鳥の巣があるのを見ては、あれは何の巣なのだろうといつも思っていたが、どうもカラスのようだ。疑問が一つ解決した。

カラスのお宅拝見! (Deep Nature Photo Book)

宮崎 学 / 新樹社

# by hiruneyohukashi | 2011-11-12 00:00 | | Comments(0)
ビバ!関西私鉄!
鉄道好き漫才師、中川家礼二が、同じく鉄道好き明治学院大学教授の原武史先生に、質問する『「 鉄塾 」 ~関東VS関西 教えて!都市鉄道のなんでやねん?』

冒頭、この二人が名古屋から大阪・難波まで近鉄アーバンライナーに実際に乗りながらの実況報告がある。そうかあ、名古屋~難波まで2時間なんや。名古屋~鶴橋間がノンストップとは知りませんでした。乗ってみたい。

この本を読むと、首都圏の私鉄と関西の私鉄の違いがよくわかる。まず国鉄ありきだった首都圏。はなから国鉄とつながる気のない関西私鉄。スルットKANSAIも、JRは入らないし。

去年東京に行って、JRも私鉄もものすごくつながっていて、その複雑さに驚きました。目的地に行くのに、いろんなルートがある。今自分がどの電車の何線に乗っているのかが、さっぱりわからないのでした。まあ、関西も相互乗り入れは、あちこちしています。でも、大阪から三宮に行くのに、JRと阪急と阪神がありますが、この三線は最初から最後まで並行して走って、決してつながったり、乗り入れることはない。

細々といろんなところで異なる首都圏の鉄道と関西の鉄道だが、どこまでも平らな関東平野を走る首都圏に対して、土地の起伏に富む関西では、その車窓が大きく違うという指摘は、まったく気が付きませんでした。そういえば、飛行機で成田に行った時、上から見た景色がほんとに平らで、ほんまに平野なんや~と感心したことを思い出しました。

「 鉄塾 」 ~関東VS関西 教えて!都市鉄道のなんでやねん?~ (ヨシモトブックス)

中川家礼二 / ワニブックス

# by hiruneyohukashi | 2011-11-04 14:25 | | Comments(0)
趣味「城」
落語家春風亭昇太によるお城のススメ『城あるきのススメ』

お城と言えば「天守閣」に「石垣」。まあ姫路城なんかをイメージしていたのですが、昇太さんによれば、このようなお城は戦国時代後期から江戸時代にかけての「近世城郭」。今なお存在する本物の天守閣は、弘前城や彦根城、姫路城、高知城などたった12だけ。

それ以前は「中世城郭」といい、地形を利用して土塁や塀をめぐらせ、櫓などで武装したものだった。その数3万~4万!一つの県に1000以上。もう、日本国中城だらけ。ネットで調べたら、私の住むすぐ近所にもちゃんとありました。聞いたことなったけど。

昇太さんはこの近世城郭も大好きで、今に残る堀の跡やら土塁の跡を見ては、攻める側守る側の気持ちになって、往時に思いを馳せるのでした。

「〇〇城址公園」などと整備されているところはいいけど、近世城郭は全く整備されていないところも多いらしく、そんな時はほとんど山歩き。道なき道をかき分けて、ということも少なくありません。意外にお城見物もハードなのです。この本を読むと、お城好きはロマンチックな趣味だなあと感じました。

大阪の子どもでなかった私は一度も大阪城に行ったことがありません。いっぺん、行ってみるか。

城あるきのススメ

春風亭 昇太 / 小学館

# by hiruneyohukashi | 2011-10-24 20:47 | | Comments(4)
すきま旅
酒井順子さんの雑誌連載の旅エッセイ『「来ちゃった」』

掲載誌は大人向け高級女性誌だったそうだが、酒井さんが出かけたのは、王道を外したマニアな場所。アイルランドと中国の番外編を入れて、その数37。『きょうの猫村さん』の漫画家ほしよりこさんのイラスト付き。

自炊の温泉、出生率日本一の島、全島猫カフェ状態の島、盲腸線、はとバスツアー、滋賀の十一面観音、最長路線バス、旧・常磐ハワイアンセンターなどなど。

国内はほとんど1泊旅行だが、内容充実、しかし急ぎ足の旅ではない。宿は民宿から料理自慢の宿まで、どこもおいしいそう。やっぱり旅はいいなあ。

巻末の酒井順子×ほしよりこ対談で、酒井さんの「旅の最大の敵は期待だと思う」に、なるほど~
とうなづいたのでした。

「来ちゃった」

酒井 順子 / 小学館

# by hiruneyohukashi | 2011-10-17 23:36 | | Comments(0)
旅はホテルで決まる、か?
どんなところに泊まるのかは、旅の重要ポイントのひとつ。世界中のユニークなホテルを訪ねた『可笑しなホテル 世界のとっておきホテル24軒』

もうオーナーの趣味炸裂!表紙になっているのが、トロイの木馬のような巨大な犬型ホテル。トランクの形をしたものやら、運河に浮かぶ廃物利用のカプセル、元監獄、元ワイン樽、元サーカスワゴン、元炭焼夫小屋、飛ばない飛行機、…。ニューエイジ系もある。

値段も1泊1800円寝袋要というものから、17万円という高額なものまで。

野外にベッドというのも2件紹介されていて、ドイツの庭にポツンとあるベッド(雨が降ったら、屋内に移動)に、南アフリカのサバンナのベッドは高い木組みの上。

南アフリカの方は5つ星ホテルで、この野外ベッドに泊まれるのは、ヴィラを予約した人のみ。こちらは雨の場合はホテルから車でお迎えが来るそう。さすが5つ星。このヴィラが安い方のダブルルームで1泊10万円近い。高っ。

イギリスの古城や、カッパドキアの洞窟ホテル、オーロラが見られるガラスのドームのコテージ、有名な氷のホテルなど、ごく普通(?)にステキなものもあります。しかし、どこも行きにくい。

残念なのが、アジアは「弾丸トラベラー」に出てきたような、モルディブのゴージャスな水上コテージ1件のみ。今は短期の宿泊は出来ないようだが、三鷹の天命反転地住宅にも泊まっていただきたい。

可笑しなホテル 世界のとっておきホテル24軒

ベティーナ・コバレブスキー / 二見書房

# by hiruneyohukashi | 2011-10-10 16:07 | | Comments(3)
ここも地球
世界中の不思議な景色を集めた写真集『世界ふしぎワンダーランド50』

見渡す限りの花咲く丘、びっしり斜面に立ち並ぶカラフルな家々、赤い砂漠の中の真っ青な池、荒涼とした山中にぽつんとあるチベット仏教の僧院、青い街、日干しレンガのビル群が連なる街、大きな岩山の上に忽然と立つ寺院、などなど。この景色が地球のどこかに存在するのだ。

一番心惹かれるのが、メキシコ・チワワ砂漠のナイカ鉱山で見つかった、巨大なクリスタルの林。以前テレビ番組で見て、この世のものとも思えない景色のあまりの素晴らしさに驚いた。まるでたむらしげるさんのファンタジーな絵本のようだと思った。

調査した学者が見るのは天国、居るのは地獄と語ったそこは、温度58℃、湿度ほぼ100%。重装備で入っても、20分が限界だという。今は再び水中に没した。ううむ、残念!

地球はこんな不思議な景色をまだまだ隠しているのだろう。

href="http://item.excite.co.jp/detail/ASIN_4309272746" target="_blank" class="clearfix">

世界ふしぎワンダーランド50

渋川 育由 / 河出書房新社

# by hiruneyohukashi | 2011-10-04 00:23 | | Comments(0)
描かれた神話
面白本『怖い絵』シリーズで人気の、中野京子先生。今度はギリシャ神話を名画とともに解説してくださいます『中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇』

西洋絵画において、聖書の物語が一大テーマだが、ギリシャ・ローマ神話もまた大きなテーマなのだった。この知識がないと、絵の意味がわからない。機織り工房で機を織る女性たちと、出来上がったタペストリーを買いに来た人たちの絵かと思いきや、実は大胆にも女神ミネルヴァに機の腕比べを挑んだアラクネの物語だったりするのだ。

ゴヤの『我が子を喰らうサトゥルヌス』を昔々見た時に、なんとグロテスクな絵なんだろう思ったが、サトゥルヌスが我が子を食べる理由がわかりました。

アトリビュート(人物を特定する持ち物)を知るのも、絵を理解するポイント。だから軍神マルスはヴィーナスのもとに間男しに行って、夫の帰還にあわててベッドの陰に隠れる時も兜をかぶっている。ご苦労様です。

洒落た趣向を盛り込んだり、おおっぴらにヌードを飾れたり、映画もテレビもない時代、絵は娯楽だった。

さすが女性の目と思ったのが、ルーベンス作『ヴィーナスとアドニス』の、ヴィーナスの足が外反母趾だという指摘。年がら年中裸のヴィーナスが外反母趾なのは、ルーベンスの時代ハイヒールが流行しており、モデルの足が外反母趾だったせいだろうとのこと。なるほど~。

博覧強記。いつも先生の本は、面白いなあ。ポスト中野美代子先生は、中野京子先生だな。
ん?中野美代子先生に中野京子先生。方や中国文学、方やドイツ文学だが、同じ図像学。気になって京子先生のプロフィールを見てみると、北海道出身だ。美代子先生も北海道出身。まさか親子?お年からして親子でもおかしくない。しかし、ネットで調べてみても、確証は得られず、他人の空似(っていうのか?)のようだ。

中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇

中野 京子 / 文藝春秋



怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)

中野 京子 / 角川書店(角川グループパブリッシング)

# by hiruneyohukashi | 2011-09-26 00:38 | | Comments(0)
七代目
テレビ東京系の「和風総本家」に出てくる豆柴の子犬・豆助。
どんどん代替わりしてただ今七代目。豆柴の子犬だから、歴代のどの子もかわいいのだが、
この七代目は格別にかわいい!
もう、ころっころ。毛並みもふっかふか。くるりんと巻いた小さなしっぽ。

やはり七代目がかわいいと思う人が多かったと見えて、写真集も出ています『和風総本家 七代目 豆助 オフィシャル フォトブック』 。よく売れています。

以前は、番組冒頭に和菓子屋さんにお使いに行くのと、ラストにお嬢さんにだっこされるだけの出番だったが、人気を反映してかこの頃は番組のいたるところにちょこっと出てきて、いちいち「かわい~~~っ!」と言ってしまう。

もう、豆助がころころちょこちょこ動くとこばっかり見ていたい。
DVDも出ているのでした。

和風総本家 七代目 豆助 オフィシャル フォトブック

新紀元社



和風総本家 豆助っていいな。 [DVD]

ユニバーサルミュージック

# by hiruneyohukashi | 2011-09-19 23:28 | | Comments(0)
シュール書道
毎日新聞の北摂版コーナーには地域の小学生のお習字が時々載っている。
たいして気にもとめてなかったのだが、ある日ふと見ると、こん文字が書かれていた。

「逆転」 これはいいでしょう。
「上位の人」「木の名札」 ううむ。ちょっと不思議。
そして大阪市立磯路小学校5年生H君のお習字は「高い水圧」 。「水」の字なんて、すんごく上手。
でも、どゆこと?なぜ、この言葉を習字に選ぶのだ!?
いつの間に、小学生のお習字がこんなシュールなことになっていたとは…。
気になって別の日のをみると「金魚」「左右」「開花」「小川」「はこ」と、まあ理解の範囲だった。
# by hiruneyohukashi | 2011-09-13 23:59 | モノ | Comments(0)

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